零崎曲識の人間人間

まぁ、言わずもがな西尾維新でござい。

今回は前回の零崎軋識の人間ノックの最後に出てきた曲識に焦点を当てた短編集です。
うん、面白かったですよ。それ以上の表現に困窮する程に、それだけの本。

否、面白かったんですよ? 確かに。西尾節で話を進めていましたから、そこはもう恒例として楽しめました。
ですが、もう何とも言えないのです、それ以上に。

完全に戦闘のシーンは能力ものになっていますし、可も無く不可も無く、許容か否か、肯定か否定か、是か非か、本当にそのどちらかの評価しか出来ないんです。

帯の煽り文句は、『最強の音使い、現る』とかそんな感じだった気がします。
その通りに圧倒的で、あとは曲識の人間形成を中心に話を進めていたから、その点は特にこれと言った感想が書けません。寧ろ、次回作の人間シリーズのラスト「零崎人識の人間関係」(らしいです)の伏線の準備だった気もしなくもないです。

ぶっちゃけ、西尾維新は心理描写は下手だと思うんですよ。キャラクターを書くのは巧いのですが、人間を書くのがどうも不得手な様です。あと積み込みロジカルも巧妙と言えば巧妙です。

ですから、私としては、西尾維新の本領発揮、そして最高傑作は「化物語」だと思います。今度アニメするらしいですしね。
まぁ、ですから零崎曲識の人間人間は、面白いだけの本です。何だかとても奇妙に貶している様な褒め方ですね。
西尾耐性が付いてしまっているのかも、と云うだけかも知れませんが。

しかし化物語のアニメ化、作画はどうするんでしょうかねぇ……
零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)
(2008/03)
西尾 維新

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2008年05月27日 小説語り トラックバック:0 コメント:0












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