更新しましょかー。

 と、云う訳で、更新予告です。

 嘘みたいだろ……このサイト、これでもちゃんと運営してるんだぜ……。

 自虐ネタは兎も角として、明日.hackを連載します。需要と供給? 何それ、おいしいの?
 ざっと説明して、フロスト達のシステム側に対しての吶喊準備とか、クロノスの近況とか、碧衣の騎士団の介入とか、そんな感じ。

 まー正直、碧衣については正確な資料が少ないわ、腕伝でアニメ版と漫画版で描写が違うわ、更にアルビレオ目線の碧衣とかで、いい加減に統一しろよ.hackワールド。
 そんなんだから、公式BBSで論争が起きたりするんですよね。ネトゲと云う仮想現実を舞台にすると云うコンセプトを守りたい気持ちは判りますが、何だかファンと会社でおんぶに抱っこみたいな部分が見え隠れしてたりする。

 うん……公式BBSに「僕の考えた八相」スレが立つとか、正直思ってもみなかったよ……。ま、名前変換小説等を書いている私も言える立場ではありませんが、公式BBSに書き込む勇気は、素直に凄いです、色んな意味で

 書いていて楽しいですし、妄想を膨らませてそれを形にする事自体は、別に悪くないと思うんですけどね。迷惑掛けなければ。あとどっかの巨大掲示板に標的にされたりしなければ。

 さて、では更新の下地作りでもしてきますかー。

2008年11月28日 日記 トラックバック:0 コメント:1

“文学少女”と死にたがりの道化 どうにも胡散臭い狂気と、正気の失い方

 前評判が高く、割と期待して読んだ作品ですが、それ程――どころか、何故そんなにも高い評価が下されているのか解らない作品でした。
 確か、「このライトノベルが凄い!」とか云うもののランキングで、八位だか何だかに入っていた人気のあるシリーズだと聞いていましたが、そうでもない

 ジャンルはミステリー。世界観にはファンタジー性はありません。
 で、梗概。
 文芸部に所属する主人公の男子高校生・心葉と、その先輩であり“文学少女”・遠野。この二人が主人公です。まぁ、キャラ設定をざっと説明すると、昔、軽い気持ちで井上ミウと云うペンネームで小説を公募に出してしまったところ、『美少女』小説家として大ブレイクしてしまった過去を持ち、そのストレスでちょっと色々あった心葉君。
 片や、本を文字通り食べてしまう程愛している“文学少女”・遠野先輩。読んだ本を破っては食い、それを食事の代わりにして、普通の食べ物は無機物同然としか思えない心葉君曰く「妖怪」である彼女。

 あぁ、うん。ごめん。ファンタジー性あったわ

 で、そこでひょんな事から廃部スレスレ文芸部に所属させられた心葉君は、先輩の食事を書く事に。いつものように先輩に食事を書いていたら、下級生の女の子が遠野先輩が設置した悩み相談解決ポストを見つけ、そこで「私の恋愛を成就させて下さい」みたいな事に。
 で、そこから過去に学校で起きていた生徒の自殺事件が――
 みたいな、感じです。

 感想の第一に、ミステリとは呼べない
 それどころか、これはただのライトノベル。学園で起きたちょっと不思議な事件を解決するぜー、的なホラーやファンタジーまで足を踏み入れはしないけれども、ミステリと云う領域に立っているものではない作品です。
 要は、中途半端。

 作品に“文学少女”と銘打つ程ですので、色々な本の名前が出たり、テーマとなる作品があるのですが、それが今回は太宰治の『人間失格』。当該作品を読んだ事の無い人でも判る様に粗筋を説明してくれる親切設計。当たり前ですが。
 まぁ、そこで何やかんやとやっている割には、ただ単純に『人間失格』を真似して、それと同じ様な人間性を持つ人々が事件を起こしているぜ、と云う実に普通に人間失格読めばいいじゃねぇか、と云う内容。

 太宰作品を踏み台にして、新しい着眼点や解釈を下して、そこから更に作品を広げていくのならいいのですが、文字通り『真似』、若しくは踏襲で止まっている感があります。まぁ、私は人間失格読んだ事が無いし、この機会に太宰にも食指を伸ばしてみるか? とか思ったのですが――それはまた別の話。
 作品内で粗筋を説明されたのですが、そこから判断しても、何もやってはいないんですよ、この作品内で。現代版『人間失格』でもやりたかったの? と云う程に中途半端で、話の展開、無論これはミステリとしてのロジックの構築を含めた話ですが、全ての話がパターン展開です。
 変わったところと言えば、“文学少女”である遠野先輩の人物設定のみ。本を食う、通称・妖怪の文学少女。お前本当は本好きじゃないだろ、と思わず突っ込みを入れたくなる愛し方。だって破っちゃうんだもん。

 ミステリとしての面ですが、非常にどうでもいい。謎? そんなもんねーよ。
 そんな感じなんです。解くべき謎ではなく、明かされるべき謎であって、これは推理のしようが無い。と云うよりも、叙述的展開を織り交ぜたトリック(?)も、あんまり意味が無い。それどころか、読者に与えるべきヒントが絶対的に不足していますし、何か、勝手に謎解いてるよこいつら、みたいな置いてきぼり感。どちらかと言えば、これは『人間失格』がどんな本か、これを読めば判るよー、みたいな学生向けにした解説本の様になっています。

 しかも、これはシリーズ前提でやっていたらしいのですが、その為、何だか妙に明かされない主人公の過去、元い含みがあって食傷気味になり、いやいや、いいよもう。詰め込み過ぎだよ、とか思ってたらスッ飛ばされた

 …………。うん、ですよねー。みたいな。

 肝心の謎解きも、それ程感心の持てる様なものでもなく、と云うか、良く考えたらあの話には謎も糞も無いんですよ。
 何がミステリアスで、何が推理されるべきなのか……?
 否、実は何も無いんです。別に、不思議な事、無いんで。結局のところ、この作品の評価の一身を担っているのは、『人間失格』を判り易くして、尚且つそれをオマージュしたかの様に書きあげた、と云うところではないでしょうか?

 それ以外には、特に……。
 うん、まー、シリーズに手を出そうと思う作品ではありませんでしたね。

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
(2006/04/28)
野村 美月

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2008年11月25日 小説語り トラックバック:0 コメント:0

おおおおおおおっし!!

 初級シスアド受かってた――!! 良かった――!!

 否、準備不足で受験料を捨てたかと思っていましたが、良かったです。
 スコアは午前が620で、午後が685と云う結果。

 …………。

 普通逆じゃね?

 まぁ、点数の取り方はどうでもいいです。受かっていましたから。大学でシスアドの授業をしてくれている先生曰く、午前問題の方が簡単らしいのですが……まぁ、気にしない。

 しかし、今回のシスアドを受かっていた事で、新しく始まるITパスポート試験を受けなくてもいい模様で。何やら初級シスアドを廃止して、新しく作られる予定の資格らしいのですが、何が違うのかは今一つ判りません。
 何か、初級シスアドの方が難しいとか言われているらしいのですが。

 あれ? そしたら私、何か損した気分?
 始めからシスアドではなくて、ITパスの方を受けていればよかった様な気が……。

 チッ。大学で言われている事ですから仕方が無いのですが。
 とまぁ、お陰次は基本情報技術者試験を目指すとか、目指さないとか。私の行っている大学では、初級シスアド(ITパス)と基本情報技術者、そして可能ならばソフトウェア開発を取るのが目標らしいです。
 三つかぁ……一つ目はクリアしたと考えればいいのですが、あとの二つで明らかにレベルが変りそうな気が……。いいや、皆条件同じでしょうし。アドバンテージが取れたと考えましょう。

 でもねー、今度大学でシスアド用の試験があるんですよー。
 しかも本来ならば、シスアドを受かっている人はクラスを変えて受ける授業が違うものになる筈なのですから、私は本来的に受けなくても良くなっている試験ですよー。
 あ゛あ゛あ゛。面倒臭い。しかも明日も試験があるんですよ……全く。しかも二つ。

 来週までに作成しなくてはならない課題レポート――主にパワーポインタの使い方とプレゼンの練習がメインなのですが――とかあったり、何のラッシュですかこの野郎。

 そう云う訳で、更新とか読書とか滞りまくりです。
 あぁ、時間を自由にしてしまいたい……。

2008年11月14日 日記 トラックバック:0 コメント:0

デュラララ!! 『成田良悟のライトノベル』だけれども何か足りない。

 友人から借りて読みました。

 『バッカーノ!』の作者である成田良悟さんの作品と云う訳で、ちょっと読んでみようかと云う気になり読みました。
 抱いた感想の第一は、「物足りない」と云う事。話の展開も、キャラクターも、文章も成田さんだと思うのですが、どうにも足りない。何が足りないって言われると、……まぁぶっちゃけ、バッカーノ!と比較してしまっているので、時代背景とかでしょうか。

 何と云うか、バッカーノ!と同質のテンションを現代でやられると、どうにも、所謂中二病臭さが強くなってしまうんです。ライトノベル過ぎると言ってもいいです。

 池袋を舞台に暴れまわったりとか、変な製薬会社――実はバッカーノとの繋がりがあったりする――が出てきたり、デュラハンと云う妖精が首だけ失くして二十年間ぶらぶらしてたりと、聞くだけならばバッカーノとの設定的な意味での差異は余り無いのですが、ちょっとばかり趣味丸出しでのガキ臭さの様なものがありました。

 まぁ、他にも細かいところで傍目に頭がイッちまってる野郎が二人とか、実は女でしたネタとか、ストーカー女とか、変態度が一応現在の世界観を現代として認識している点からすると、キツイ。バッカーノでしたら、まだ時代の差で、完全な乖離がありましたから一致しない常識で生まれる変人奇行譚は割とすんなり、と云うよりも知らない事だからこそ入り易いと云う意味で、余り嫌悪感の様なものを意識しないで済んだんですよね。

 だから、積み上げのあるバッカーノでは現代編に入っても多少の無理は通ります。でも、もしも今後バッカーノがデュラララと同じ方向でいき、剰え何処か途中で合流する様になったりしたら、もう投げ出しちゃいますね。

 全体的に、サブカルチャーライトノベルし過ぎたんです、コレ。まぁ、何とも思春期が好みそうな内容ですか、と。正直、途中から似非速読で適当に流し読みしちゃったんです。だからあんまり内容に触れられないんですよね。否、でも大体はライトノベルでしたから、特に問題はありません。

 ライトノベルとして問題無さ過ぎでした。

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
(2004/04)
成田 良悟

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2008年11月07日 小説語り トラックバック:0 コメント:0

偽物語・上 ちょっと劣化してきてるぜ、西尾サン。

 わあ、凄いハッタリ本。

 タイトルとも相俟って、とんでもなく失礼な書き出しですが、その通りなので訂正はしません。
 さて、化物語系列の、所謂エロゲシナリオじゃね? と疑われている作品の最新作・偽物語ですが、そろそろやっちまった感が否めない。

 今回焦点が当てられる、攻略対象。失敬、ヒロインですが、先ずはアララギ(何故か変換出来ない)家の長女・火憐です。あれ? 月火だったかな? 否、多分火憐です。
 地元でファイヤーシスターズとして恐れられている二人の内、実働部隊のカレン(もう変換すんの面倒)ですが、ざっと説明して格闘が出来る超人バトル要員です。人によって妹萌えとか、男勝りなツンデレとか、色々な解釈が御座いますでしょうが、そこは無難な表現で済ませましょう。

 内容の方ですが、まぁ、止事無い事も無き本でした。わざと解り難く言ってますが、特に何も無かったって事ですわ。
 地元で中学生をターゲットに「お呪い」と称した詐欺を働く輩が居るから、と正義執行したファイヤーシスターズ・カレンが逆襲で蜂に刺された。そう云う話です。
 で、話の大半はキャラ萌えです。サスペンスに辿り着くまでに必要の無いけれども、読者サービスなのかそれとも本気で趣味なのか判然としない馬鹿トークが繰り広げられるのです。あと、アニメ化についての言及。もういいッスよ。

 そうですね……内容は、濃いのですが浅いです
 流石200%ホビー。
 だって、何もしてないんですもん。否、反駁はあるかも知れないのですが、何もしてないんですって。下巻を読んだらまた何か変わるかも、と云う期待はありますが、現時点では何もしてません。まぁ、上下構成前提の本ですし、面白かったから別にいいのですが……完結し切り過ぎなんですよね、上巻だけで。
 何の為に二つに分けたの? と考えてみても、否、アララギ姉妹だからじゃね? と、それで納得出来てしまいます。

 不穏な空気は残されていますが、別に下巻で完結しなくとも、また別の『語』シリーズでやればいいや、的な感じが……怠慢って訳でもないですし、駄作と言い切るものでもないですが……やっぱり劣化か?
 何が問題って、はっきりとした怪異が出てこないところでしょうか? うん、『はっきりとした』怪異なんて怪訝しいのですが、忍野メメが何処かに行ってしまったし、らしいもんが出てないのです。
 正直、前作での『吸血鬼』と云うのも、怪異としては実像がありありとし過ぎているんですよね。今までの様な、蟹とか猿とか蝸牛とか猫とか蛇とか、元ネタがあるのかどうかは判りませんが、像と体が中々一致しない現象に近い怪異の方が面白いんですよね。
 今回の怪異は蜂でしたが、しかしどうにも中途半端。今回の物語のキーとしての『偽物』がその根底にあるからかも知れませんが、曖昧ロジックで誤魔化すぜ、となっていて西尾維新お得意(?)の『特別』雰囲気が醸し出され過ぎです。

 そうですね、今回は西尾成分のバランスが悪かったと考えるべきでしょう。出版したからには趣味だからええやん、で済まされるのも何だか納得いきませんし。と云うか、『趣味』と銘打ったからには読者の馴れに頼っちゃいかんよね。ああ、これが西尾維新だ、と納得と満足と充実が無いと。
 これには納得はありますが、他の二つが微妙に欠けてます。

 総合的な感想は、下巻に乞う御期待、となりますか。

偽物語(上) (講談社BOX)偽物語(上) (講談社BOX)
(2008/09/02)
西尾 維新

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2008年11月01日 小説語り トラックバック:0 コメント:0